山のこと、道具のこと。

スキー

テレマークスキー入門記録 9

何度かの山スキーを終え、ゲレンデで感触を確かめたくてうずうずしていた。

16回目 / 2025年2月某日 (オグナほたかスキー場)

この日の練習したいポイントは以下。

  • 常に上体はフォールラインを意識後ろ側の手を引きすぎない

面で回る

ベンディングの練習

積極的なテレマークターン

  • 早めに脚切り替えて雪面からの荷重をもらいに行く

実際についてみたら、予報通りめちゃくちゃ雪があり、パウダー祭りで基礎練習度どころではなかった。食い尽くされるまでパウダーを堪能してから、事前に決めてた上記内容を練習。上記の内容を意識して荒れパウを上手に滑るのはいい練習になった。

オグナほたかスキー場はとてもいいスキー場だった。ペアリフトしかなくてリフトが遅いのと、規模の割にゲレンデトップまでの乗り継ぎ多いのがやや難点。昔はクワッドリフトがあって、センターハウス前から現在の第7ペアリフトの降り場まで繋いでいたらしい。


自宅に帰り、最近行った山での自分の滑走動画を観ていた。自分がゲレンデではできている(と思っている)のに、山でできてない課題を見つけた。

山で斜度があったり、斜面下方向への景色が良すぎたり、樹間が狭かったりすると、びびって体が硬くなり、斜面に体を近づけてしまう。斜面に体が近づく理由の一つは「後傾」になってしまうこと。これは単に骨盤を起こして前に乗る意識と斜度に慣れていくうちに徐々に減らせてきている。もう一つは「アンギュレーション(外傾)不足」。

以下は日本テレマークスキー協会のYouTube動画からの引用。(線は自分で追加。)

板と雪面の接地垂直方向(青線)に対して体は逆側に倒れている(赤線) スキーの基礎なんだろうけど、これが山に入ると出来なくなってしまい、ちょっとした地形の凹凸や雪質の変化で斜面側に倒れてしまうことがある。

ターン弧を大きくしている時ほど倒れてしまうのは、この青線の傾きがより地面に近くなり、アンギュレーションが不足しやすいのだろう。これを意識して修正していきたい。あとはシンプルに必要以上に内倒しているのが良くない

以下は一年目によく観ていた動画。「Counter Rotation」と「Angulation」について説明されている。Counter Rotationが足りずに上体がフォールラインを向かなくなってしまうのも修正したいポイントのひとつ。どちらも直していく必要がある。今一度復習。

一年目はテレマークターンをするのに必死で、滑走中に色々と気にする余裕があまりなかったが、今シーズンは様々な点を課題として挙げ、滑走中に意識して改善していけるようになってきた。

17回目 / 2025年2月22日 (オグナほたかスキー場)

オグナほたかでおかわり。ソロだったのでかなり回数をまわせた。

  • 面で回る練習
  • 腰のひねりを解消する瞬間と脚の入れ替えが連動するとスムーズに入れ替えやすい

などを意識していた。70歳のベテランテレスキーヤーが声をかけてくれて一緒に滑らせてもらって楽しかった。昔日本にもテレマークスキーブームがあって、量販店で道具が一式揃ったり、テレマーク用のインビスが打ち込まれてる板が買えたり、SOUL SLIDEっていう専門誌があったり、そういう時代の話なんかも聞けた。

この方に、板が揃った瞬間から外脚を踏むことで滑走方向の下ではなく横に圧をかける意識を持つことで、スムーズに一定のリズムで滑れるよというアドバイスをいただいた。雪面からしっかりと圧をもらって、腿を踏み込みすぎず、筋肉を酷使しない楽な姿勢で滑ると、年をとっても続けられるよと笑顔だった。

左側が自分の今までのスピードコントロールのイメージ。山周りでエッジを効かせて踏ん張ることでスピードが出過ぎるのを防いでいたため、加速しては減速し、谷周りでまた加速。雪面の凹凸などでタイミングがずれて減速がうまくいかないと暴走してしまうことがある。

対して右の絵のように板が揃った瞬間から外へ外へ荷重をかけていくことでスピードをコントロールして一定のスピードで楽に滑れるとのことだった。圧雪面でならこの感覚は感じることができたが、ボコボコに荒れた斜面では難しかった。

以下の動画でも、早めに圧をもらっていくことを説明している。25分あたりで、板が落ちてくるのを待ちすぎると、ターンの後半に圧が集中して上手く行かなくなるパターンの説明をしている。